通勤の友である文庫本。ここんとこ「あたり!」に出会わなかったが、先週の半ばから読み始めて今日の昼休みに読了したのはアタリどころか「大当たり!」だった。
それは「タチコギ:三羽省吾 著」幻冬舎文庫。
以前、ここで紹介した「太陽がイッパイいっぱい」もこの人の作品だ。
題名の面白さにつられてはいたのだが、表紙のデザインがオレ的に「ない」ので購入を避けていたが、新聞の広告だか書評だかを見て、「こりゃあ読まにゃあ!」と強く思ったのである。
このタチコギだが、主人公が1978年に小学4年生(確か)であるので、リアルにオレとタメ。(多分)
オッサンになった現代では、登校拒否になってしまった子供の父である。
物語は、主人公の小学4年の春~夏にかけての話と、現代で祖母が亡くなってその葬儀にかけつけた出身地での話がテレコになっている。この少年時代と現代の話が微妙にリンクしつつ物語は進む。
読み終わる前に何度か泣きそうになるシーンがありーの、オレの育った地域と環境に差があるのだが子供時代の「アホアホ」っぷりは、マジでアホだった自分にシンクロしちゃったりして電車のなかで思わず笑ってしまったり・・・・・・・・・・・
舞台が岡山で、会話が「方言丸出し」なのだが、だからこそ!な生きた会話感があり、作品にグイグイ引き込まれていく。
これは東山彰良の作品=福岡弁に通ずるし、前述の「太陽がイッパイいっぱい」での生きている大阪弁でも共通する。
いやー、楽しい作品だった。
子供時代は、悲しく、切なく、アホアホで、無駄に走り回るってことを痛感したし、思い出した。
またいつか読もう。(快楽情報てやつ???)
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